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砂糖の国内需給

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最終更新日:2011年4月8日

砂糖の国内需給

2011年4月

調査情報部

1.農林水産省、砂糖及び異性化糖需給見通しを公表

 農林水産省は、2011年3月に砂糖及び異性化糖の需給見通しを公表した。(表1及び2)
 
 
 
 

(1)砂糖の消費

〜平成22年度は対前年7000トン増加の見込み〜

 我が国の22砂糖年度(10月〜9月)の総消費量は、対前年7000トン増の208万3000トンの見込みである。内訳を見ると、分みつ糖は前年度から6000トン増の205万トン、含みつ糖は前年度から微増の3万3000トンとなっている。

(2)砂糖の供給

〜平成22年度はてん菜糖が大幅な減産〜

 22砂糖年度の供給量については、対前年9万9000トン減の203万1000トンの見込みである。内訳を見ると、国内産糖64万トン、輸入糖139万1000トンとなっている。  てん菜については、野菜、青刈りとうもろこし等への転換等による作付面積の減少に加えて、生育期間における高温及び多雨、病虫被害が多発したこと等の影響により収量、糖度とも大幅に平年を下回ったことから、対前年21万3000トン減の47万トンと見込まれる。

 さとうきびについては、収穫面積が前年産に比べ増加し、台風(7号、11号、14号)による葉の裂傷等の被害が一部地域であったものの、生育期間中は概ね天候に恵まれ単収は平年をやや上回ると見込まれる。しかしながら、収穫期の日照不足等により糖度が低く推移していることから、対前年8000トン減の16万トンと見込まれる。

 輸入糖については、分みつ糖は、消費量の見通し、国内産糖供給量及び在庫変動を勘案して対前年12万2000トン増の138万トンと見込まれる。一方、含みつ糖は最近の輸入動向を踏まえ対前年同の1万1000トンと見込まれる。

(3)異性化糖の需給見通し

〜平成22年度は対前年1万トン減少の見込み〜

 消費量は、近年の消費動向等を踏まえ、対前年1万トン減の79万3000トンの見込みである。なお、供給量は消費量に見合った量が供給されるものとしている。
 
 
 
 
 
 

2. 輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2011年1月の甘しゃ糖・分みつ糖の月別輸入動向は、前年同月比72.1%高、3万5565トン上昇の8万4917トンであった。また、同月の平均輸入価格は、前年同月比で36.8%高、1万6914円上昇の1トン当たり6万2929円であった。
 
 
 
 
 一方、同月の国別輸入量を見てみると、タイが2万1464トン(前月比+56.0%、+7704トン、前年同月比+66.1%、+8540トン)、豪州が2万7641トン(前月比△26.7%、△1万69トン、前年同月比△7.8%、△2331トン)、また、ブラジルが3万5812トン(前月比△44.6%、△2万8864トン、前年同月実績なし)となっている。

 また、同月の国別輸入価格は、タイが7万40円(前月比+5.5%、+3638円、前年同月比+75.1%、+3万41円)、豪州が6万4926円(前月比△2.5%、△1661円、前年同月比+35.6%、+1万7032円)、ブラジルが5万7126円(前月+6.0%、+3256円、前年同月実績なし)となっている。
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは全般的に低調〜

 2月の砂糖の荷動きは、世界的な異常気象や新興国の需要増加に伴う供給不足に対する不安等による消費者の節約志向に伴う消費低迷の影響を受け全般的に低調であった。2月の出荷量は、業務用大袋は減少し、家庭用小袋は増加し堅調に推移したものの、全体的には前年同月の荷動きが活発だったため前年より下回る結果となった。

 2月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、精糖各社が12月に建値(出荷価格)を1キログラム当たり7円引き上げて以来、同189〜190円の水準で推移した。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713



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