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3. 国際価格動向

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最終更新日:2011年5月6日

3. 国際価格動向

2011年5月

調査情報部

ニューヨーク粗糖相場の動き(3/1〜4/20)

需給ひっ迫感の後退から相場は軟化

 ニューヨーク粗糖先物相場(期近5月限)は3月上旬、前月に続く国際需給のひっ迫感を背景に1ポンド当たり30セントの高値水準を維持した。原油価格の高騰により世界最大の生産国ブラジルでエタノール生産が増加し、砂糖生産に影響を及ぼすと懸念されたこと、また、EUが域内需給のひっ迫に対応するため、2月末に砂糖30万トンの無関税輸入を決定したことなども影響したとみられる。

 3月中旬になると、世界最大の消費国インドで豊作が見込まれ、輸出可能性が高まったこと、11日に東日本大震災が発生し、商品市況全般が軟化したことなどを受けて相場は下落し、一時26セントを割り込んだ。その後、実需筋の買いなどで値を戻したが、世界第2位の輸出国タイの生産予測が大幅に上方修正されたこと、また、22日に昨年12月以降保留されていたインドのOGL方式による輸出50万トンの実施が許可されたことなどにより需給ひっ迫感が後退したため、相場は上旬の高値まで回復するには至らず、月末には1ポンド当たり27.11セントとなった。

 4月に入り、相場はブラジルの新年度の生産開始に伴う供給増加や、タイの生産予測の再引き上げなどを受け、下落傾向で推移している。20日時点では1ポンド当たり25.20セントと、2010年10月以来の安値水準となった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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