砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 機構から > 近畿農政局「消費者の部屋」への出展

近畿農政局「消費者の部屋」への出展

印刷ページ

最終更新日:2012年1月10日

近畿農政局「消費者の部屋」への出展
〜「砂糖の価格調整制度の周知・浸透の取組」〜

2012年1月

特産調整部

○移動消費者の部屋への出展

 平成23年11月28日(月)〜12月2日(金)の5日間、「太陽と大地の恵み“砂糖”〜安定的に供給される仕組み〜」と題し、近畿農政局「消費者の部屋」に出展しました。

 今回は“移動”消費者の部屋ということで、より多くの消費者の方々にご覧いただくために農政局庁舎から京都市中京区役所の区民ホールに場所を移しての開催となりました。
 
 
 
 

○砂糖の価格調整制度の紹介

 今回は、機構が今年度から行っております「砂糖の価格調整制度の周知・浸透の取組」の一環として、鹿児島県および沖縄県のさとうきびや北海道のてん菜が、地域においてなくてはならない重要な作物であること、砂糖には大きな内外価格差があること、農業所得の確保、国内産糖の安定的な供給を図るため、糖価調整制度の安定的な運営が必要であることなどについて、「日本の砂糖を支える仕組み」などのパネルや各種パンフレットで紹介しました。
 
 
 
 
 また、砂糖の原料作物である「さとうきび」と「てん菜」の模型や上白糖、グラニュー糖、和三盆、黒糖などの展示を行い視覚からも消費者の方々に関心を持ってもらえるよう、工夫して展示しました。
 
 
 
 

○来場者の声

 期間中、来場された方からは、「生産地のこと、国内産糖が地域経済に大きく貢献していることが分かった」、「このような展示は普段目にすることはほとんどないので、こういう機会があるのは良いと思う」、「せっかく国内の生産農家の方ががんばっておられるのに、消費が少なくなることで国産が姿を消してしまうのは困る」といったご意見をいただきました。

 また、「砂糖と健康についてもっと情報が欲しい」といった砂糖の正しい知識に関する情報提供の要望もいただきました。

○おわりに

 会場では、砂糖の種類の展示の中で、多くの方が和三盆に興味を示され、和菓子文化が深く根付いた京都ならではの光景が垣間見られました。

 今後も機構では、各地の農林水産関係イベントへの出展機会も積極的に活用し、砂糖の価格調整制度などの情報提供に努めていきたいと考えています。また、農林水産省(本省)で平成24年1月16日(月)〜20日(金)に行われる「消費者の部屋」特別展示にも出展しますので、数多くの皆様のご来場をお待ちしております。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713