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3. 国際価格動向

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最終更新日:2012年5月10日

3. 国際価格動向

2012年5月

調査情報部

ニューヨーク粗糖相場の動き(3/1〜4/20)

〜供給過剰感が強まり、4月以降は続落〜

 3月上旬のニューヨーク粗糖先物相場(期近5月限)は、世界的な供給過剰が見込まれる中、下落傾向で推移し、9日には1ポンド当たり23.66セントとなった。中旬になると、割安感から買いが入り、さらに、EUが域内の供給不足を解消するため輸入を増やすとの見方が強まったことから相場は上昇に転じ、15日以降は25セントを上回る水準で推移した。しかし、最大消費国のインド政府がOGL方式による輸出をさらに100万トン追加することを許可し、供給過剰感が再び強まったことを受け、26日の相場は同24.78セントに急落し、その後も25セントを下回って推移した。

 4月上旬の相場は、前月に引き続き世界的な供給過剰が見込まれる一方で、世界最大の生産・輸出国ブラジルの新年度の生産が乾燥した天候により不安視されたことから、横ばいで推移した。しかし、中旬になると、世界第2位の輸出国タイで製糖が順調に行われ豊作の可能性が高まったこと、また、ブラジル食糧供給公社(CONAB)やブラジルさとうきび産業協会(UNICA)など関係機関が相次いでブラジルの増産予測を公表したことを受け、相場は続落した。20日時点の相場は、2011年5月以来の安値となる同21.93セントとなった。

注:OGL(Open General License)とは、登録を行った業者に対し、手続きを簡素化するために、包括的に輸出を許可する制度。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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