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砂糖の国内需給

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最終更新日:2012年9月10日

砂糖の国内需給

2012年9月

調査情報部

1.国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2.輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2012年6月の甘しゃ糖・分蜜糖の輸入数量は、前年同月比△40.4%、7万2085トン減少の10万6497トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比23.3%安、1万3433円下落のトン当たり4万4175円であった。
 
 
 
 
 同月の国別輸入量を見てみると、タイが6万523トン(前月比△49.2%、△5万8546トン、前年同月比△60.6%、△9万3124トン)、豪州が2万1994トン(前月比△15.4%、△4002トン、前年同月実績なし)、グアテマラが1万4978トン(前月比△31.8%、△6972トン、前年同月比△39.9%、△9957トン)、フィリピンが9002トン(前月及び前年同月実績なし)となっている。

 一方、同月の国別輸入価格は、タイが4万3434円(前月比△12.8%、△6358円、前年同月比△23.3%、△1万3206円)、豪州が4万4932円(前月比+1.3%+579円、前年同月実績なし)、グアテマラが4万6389円(前月比△12.9%、△6846円、前年同月比△27.0%、△1万7183円)、フィリピンが4万3627円(前月及び前年同月実績なし)となっている。
 
 

3.市場の動き

〜精糖出荷量は前年並み〜

 7月の砂糖の荷動きは、初旬は国内砂糖市況の先安観から当用買いが広がり小動きであったが、精糖各社が出荷価格の引き下げを発表した中旬以降、やや上向きとなり、同月の精糖出荷量は前年並みまで回復した。

 7月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が同月中旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり3円引き下げたことに伴い、同182〜183円の水準となった。
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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