地域だより

　

那覇事務所

　当事務所は、平成25年4月17日（水）、那覇市内で、当機構の平成25年度の情報収集提供業務の方向性について関係者に説明するとともに、管内における情報ニーズについて関係者から広く意見を聴くため、地域情報交換会を開催した。

　今回の会議には、生産者団体、甘しゃ糖製造事業者・団体、学識者、行政機関など30余名が参加した。

　はじめに当事務所の大泉所長が挨拶を行い、引き続き、本部調査情報部の中司が情報収集提供業務の重点テーマ、本部調査情報部の業務体制、今年度の海外職員調査案などについて説明した。

　那覇事務所から沖縄県内における情報収集提供業務の実施予定などの説明をした後、出席者と意見交換を行った。 

　意見交換では、情報収集提供業務全般に対する主な意見・要望として、（1）2期連続の台風等の被害による不作の中、病害虫に強い品種だけでなく、自然災害に強い品種の開発と普及のPRを行ってもらいたい、（2）台風などの対策としての防風林の活用を紹介してもらいたい、（3）今年ブラジルで行われるさとうきび国際会議について情報提供することができると思う、（4）さとうきび農業の多面的機能を紹介してもらいたい、（5）生産に関する技術的な情報は、他のツールからも得ることができるが、消費者を意識した情報は少ないので、消費者向けの情報を提供してもらいたい、などが挙げられた。

　最後に、機構から、今回の会議における意見・要望を踏まえ、情報収集提供業務を行うこととし、ご意見にもあった砂糖の正しい知識を広く一般消費者に積極的に情報提供するとともに、現地の関係者のニーズに沿った情報を取材し情報提供を行うに当たり、関係者の皆様のさらなるご協力をお願いするとして、終了した。