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3. 国際価格の動向

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最終更新日:2014年7月10日

3. 国際価格の動向

2014年7月

ニューヨーク粗糖相場の動き(5/1〜6/20)
〜2カ月ぶりに18セントを超えるも一時的〜
 
 2014年5月上旬のニューヨーク粗糖先物相場(期近10月限)は、5月13日に、ブラジルサトウキビ産業協会(UNICA)が2014/15国際砂糖年度(10月〜翌9月)の砂糖生産量を、主要生産地域である中南部地域での干ばつの影響により、前年度比5%減の3250万トンとの予測を発表したことを受け、14日の相場は、1ポンド当たり18.25セント台と一時的な上昇を見せた。しかし、そのほかの上昇要因が乏しいことで相場は下落に転じた。その後の相場は小幅で変動するも軟調傾向となり、5月30日時点で同17.38セントとなった。

 6月に入ってからも軟調傾向は続き、5日には同17セントを割ったものの、ブラジル政府のエタノール混合比率の見直しによりサトウキビのエタノール仕向け割合の拡大が予想されたことから、相場は上昇に転じ、6月20日時点で同17.92セントとなった。
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