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地域だより

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最終更新日:2015年1月7日

「第13回久米島町産業まつり」への出展
〜砂糖に関する情報発信の取り組み〜

2015年1月

那覇事務所 伴 加奈子

 平成26年12月14日(日)、久米島町具志川農村環境改善センターで、「第13回久米島町産業まつり」(主催:久米島町産業まつり実行委員会)が開催された。当事務所も出展し、砂糖に関するパンフレットの配布、パネルの展示などを行った。

 同産業まつりは、久米島町の産業振興に資することを目的として毎年開催されており、4000〜5000人が島内外から訪れる。今年は「みんなで地産・地消(商)運動」をテーマに、約40団体が出展し、農水産物、加工食品、工芸品などの久米島の特産品の展示・即売が行われたほか、褒章授与式典やクルマエビのつかみ取りなどのさまざまなイベントが開催された。
来場者でにぎわう産業まつりの様子
来場者でにぎわう産業まつりの様子

1.開会式・褒章授与式

 午前9時からオープニングセレモニーが行われ、同産業まつり実行委員長大田治雄町長ら関係者のテープカットで開幕した。大田委員長から、台風の影響があった中での農産物、各種物産の展示・即売への協力に対する感謝のあいさつがあったほか、久米島高校・中学校吹奏楽部による演奏が行われた。10時からは各産業部門(サトウキビ、野菜、花き、畜産、水産、紬(つむぎ)など)の生産実績が優秀な地区や個人、団体などに対して表彰を行う褒章授与式典が行われた。
関係者らによるテープカットの様子(右)と褒章授与式典の様子(左)
関係者らによるテープカットの様子(右)と褒章授与式典の様子(左)

2.砂糖に関する知識の情報発信

 今回当事務所は、砂糖や砂糖の価格調整制度に関する情報の発信を行うために、砂糖に関するパンフレットの配布およびアンケート回答者へのスティックシュガーの配布や、消費者向けパネルおよび各種砂糖のサンプルの展示などを行い、当日は当事務所員がパネルを用いて、久米島を含む沖縄県・鹿児島県南西諸島におけるサトウキビ生産の重要性や砂糖の価格調整制度について来場者に説明を行った。また、ルーペによる砂糖の結晶の観察コーナーを設け、砂糖が無色透明の結晶で無漂白あることを実際に見てもらう試みも行った。

 来場者からは、「砂糖の価格調整制度について情報が得られて良かった」「砂糖の結晶が透き通っていてきれいだった」「サトウキビは沖縄の気候風土に合った農産物なので、今後とも研究・発展していってほしい」などの声が聞かれ、当事務所としても砂糖に関する消費者の意見を直接聞くことができる良い機会となった。
砂糖のサンプルや結晶の観察コーナー(左)とルーペから見た結晶(右)
砂糖のサンプルや結晶の観察コーナー(左)とルーペから見た結晶(右)
展示ブース内での来場者への説明
展示ブース内での来場者への説明
 会場では、久米島製糖株式会社によるサトウキビの各品種の鉢植えの展示も行われ、担当者に熱心に質問をする生産者の姿が見られた。このほか会場では収穫したばかりのサトウキビから黒糖作りなどが行われ、人気を博していた。

 また、当日はFMくめじまによる生放送で各出展ブースの紹介があり、当事務所からは展示内容の紹介に加え、サトウキビ生産者への応援メッセージを発信した。
黒糖作りイベントの様子(左)と久米島製糖株式会社によるサトウキビ品種の展示(右)
黒糖作りイベントの様子(左)と久米島製糖株式会社によるサトウキビ品種の展示(右)
FMくめじまで出展内容のPRを行った
FMくめじまで出展内容のPRを行った

おわりに

 当日、来場者約30人を対象にアンケートを実施したところ、砂糖の価格調整制度を知っているかという質問に対して、「知っている」「なんとなく知っている」と回答があったのは45%であった。砂糖の価格調整制度における調整金は、最終的に砂糖の価格に転嫁される。つまり、国内の砂糖生産は消費者に支えられているので、制度の安定的な運営には消費者に一層の理解を得ることが必要であることから、今後もこのような機会を通じてより多くの消費者の関心が高まるよう、頂いたご意見を参考にしながら、情報発信に取り組んでいきたい。

 最後に、この場をお借りして、今回の出展にご協力いただいた関係者の皆さま、ご来場いただいた皆さまに感謝申し上げます。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713