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3. 国際価格の動向

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最終更新日:2015年7月10日

3. 国際価格の動向

2015年7月

ニューヨーク粗糖相場の動き(5/1〜6/19)
〜世界的な供給過剰を背景に、およそ6年半ぶりの低価格水準に〜
 
 ニューヨーク粗糖先物相場(期近7月限)は、レアルが対ドルで急落したため、5月4日には1ポンド当たり12.51セントとなったが、ブラジル中南部での降雨によるサトウキビ圧搾作業の遅れによる品薄感から、12日には同13.58セントと2カ月ぶりの高値となった。その後、為替相場は再びドル高レアル安が進んだことから、27日には12セント台を割り込み、同11.87セントに下落した。

 6月2日には、レアルの対ドルでの上伸や、エルニーニョ現象の作物への影響に対する懸念から、同12.32セントまで値を戻したものの、世界的な供給過剰が圧迫材料となり、19日には同11.12セントと、およそ6年半ぶりの低価格水準となった。
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