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地域だより

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最終更新日:2015年9月1日

沖縄農業研究会第54回平成27年度大会の開催について

2015年9月

那覇事務所 青木 敬太

 平成27年8月7日(金)に中頭郡西原町の琉球大学農学部の講義室において、沖縄農業研究会第54回大会(大会実行委員長:琉球大学農学部川満芳信教授)が開催された。

 本研究会は、昭和37年に沖縄農業研究の再建、生産技術の向上とその発展を目指して、当時の関係者がお互いの研究成果を持ち寄り、発表・討議の場として設立されたものであり、沖縄農業の展開方向を模索し亜熱帯農業の確立を目指して活動を行っている。

 本研究会では、機関誌「沖縄農業」の発行、沖縄農業に関する論説、新技術・研究室の紹介、研究・行政情報の提供など農業現場に役立つ情報を提供することに加え、シンポジウムや生産技術セミナーを通じ、情報交流も行っている。

 本大会は、沖縄のサトウキビ、園芸農業、熱帯果樹の安定的拡大など、農業振興に関する研究発表を行っており、毎年開催されている。54回目を迎える今年の大会は、講演が28本、ポスターセッションが16本あり、糖業関係者、学識経験者、行政関係者、学生など多くの関係者が参加した。各発表後の質疑応答においても、参加者からは積極的な質問があり、活発な議論が繰り広げられた。

 本大会の研究発表でサトウキビに関わる講演については以下の通りである(研究発表の題目に「サトウキビ」の名称を含むもののみ抜粋)。
  • 糖蜜施用がサトウキビ収量・品質、土壌化学性に及ぼす影響
  • DCMU水和剤、展着剤と殺虫剤の混用処理によるサトウキビ生育と薬害の発生程度
  • サトウキビ搾汁液中養分と糖度の関係およびそのデータの栄養診断への利用
  • グルタチオン施用がサトウキビの収量および糖度に与える影響
  • サトウキビ機械化における省エネ・低炭素化技術
 
 
 本大会は、サトウキビ生産の振興のためには視野を広くもった研究が不可欠であることを強く印象付けるものとなった。これらの研究成果が実を結び、さらなるサトウキビの増産につながっていくことを期待したい。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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