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2.主要国の砂糖需給(2023年9月時点予測)

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最終更新日:2023年10月10日

2.主要国の砂糖需給(2023年9月時点予測)

2023年10月



 


【生産量】
 
ブラジルは、サトウキビの主産地である中南部が天候に恵まれたことで、4644万トン(前年度比16.9%増)と大幅に増加すると見込まれる(図2)。

 インドは、モンスーンの到来が遅れたことによるサトウキビの減産や、サトウキビのエタノール仕向けの増加などから、3332万トン(同5.7%減)とやや減少すると見込まれる。

 EUは、てん菜の作付けが雨天により遅れたものの、その後数カ月間は天候に恵まれ、栽培面積も拡大したことから、1645万トン(同4.8%増)とやや増加すると見込まれる。
 

【輸入量】
 
中国は、世界的な砂糖価格の上昇などを背景に国内在庫が取り崩され、粗糖の輸入を一時停止していたが、6月以降は輸入を再開したことから、647万トン(同10.9%増)とかなり大きく増加し、輸入量第1位に返り咲くと見込まれる。

 インドネシアは、591万トン(同12.7%減)とかなり大きく減少し、第2位になると見込まれる。
 

【消費量】
 
インドは、人口の増加に伴い、3089万トン(同1.2%増)とわずかに増加し、世界の砂糖消費量の16%を占めると見込まれる。

 EUは、1732万トン(同0.5%減)とわずかに減少が見込まれ、長らく世界の砂糖需要を拡大してきた中国は、1696万トン(同0.6%増)とわずかに増加するものの、EUの消費量をやや下回ると見込まれる。
 

【輸出量】
 
ブラジルは、主要輸出国が減産見込みにより輸出量を大きく減らす中で、3480万トン(同20.1%増)と大幅に増加し、世界の砂糖輸出の5割を占めると見込まれる。

 タイは、乾燥による天候不順が続き、サトウキビの減産が見込まれることから、世界第2位を維持するも、605万トン(同29.6%減)と大幅に減少すると見込まれる。

 豪州は、天候に恵まれ、主産地の多くで過去平均を上回るサトウキビが収穫されていることから、341万トン(同15.9%増)とかなり大きく増加し、インドを抜いて同第3位に浮上すると見込まれる。

 インドは、内需確保などのため政府が同年度に、砂糖輸出を認めない方針を示唆していることから、228万トン(同70.1%減)と大幅に減少し、同第4位に後退すると見込まれる。

 

 

 

 

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