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2 国際価格の動向

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最終更新日:2026年2月10日

2 国際価格の動向

2026年2月

 

ニューヨーク粗糖先物相場の動き(12/1〜1/9)
〜年末休暇前に15セント台まで回復もドル高などで再び14セント台に〜

 


 


 2025年12月のニューヨーク粗糖先物相場(3月限(がつ ぎり))の推移を見ると、1日はインド産の砂糖増産見通しにより1ポンド当たり14.76セント(注1)と前取引日から下落した。2日はEUのてん菜作付面積の縮小見通しから上昇したものの、3日以降はレアル安(注2)やインド産の増産見通しにより下落傾向となり、9日は同14.67セントをつけた。10日はドル安により同14.91セントと上昇したが、11日は原油安(注3)で一時的に下落し、12日はレアル高により同15.10セントと再び上昇した。15日以降はインド産の増産や原油安などから下落傾向となり、18日は同14.48セントをつけた。19日以降は年末休暇前のショートポジション(注4)をカバーするための買い戻しやブラジル産の減産見通しにより上昇傾向となり、29日は同15.26セントをつけた。30日はドル高で下落したが、31日はショートポジションをカバーするための買い戻しで同15.01セントと上昇した。

 26年1月に入ると、2日以降はインド産の増産とブラジル産の輸出量減少により上昇傾向となり、7日は同14.98セントとした。8日以降はドル高で下落に転じ、9日は同14.89セントとなった。

 (注1)1ポンドは約453.6グラム、1米セントは1米ドルの100分の1。
 (注2)粗糖は米ドル建てで取引されるため、米ドルに対してレアルが下落すると、相対的にブラジル産粗糖の価格競争力が高まる。世界最大の砂糖輸出国ブラジルの輸出意欲が高まると、需給の緩和につながることから、価格を押し下げる方向に作用する。
 (注3)一般に、原油価格が下落すると、石油の代替燃料であるバイオエタノールの需要も減少する。バイオエタノールの需要減少により、その原料作物(サトウキビ、てん菜など)のバイオエタノール生産への仕向けが減る一方、それらから生産される食品(サトウキビの場合は砂糖)の生産・供給が増えると想定される。食品用途仕向けの度合いが大きくなるほど需給が緩和し、当該食品の価格を押し下げる方向に作用する。
 (注4)将来の値下がりを期待して売りの持ち高を取っている状態。

 

 

 

 

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