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4 世界の砂糖需給に影響する各国の動向(2026年3月時点予測)

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最終更新日:2026年4月10日

4 世界の砂糖需給に影響する各国の動向(2026年3月時点予測)

2026年4月



2025/26年度の砂糖輸出量はわずかな増加見込み
 
2025/26年度(4月〜翌3月)のサトウキビ収穫面積は、908万ヘクタール(前年度比2.6%増)とわずかな増加が見込まれている(表)。しかし、サトウキビ生産量は、前年度の火災や干ばつ、25年6月と7月に中南部で局所的に発生した霜害などの影響により、6億6600万トン(同1.9%減)とわずかな減少が見込まれている。

 砂糖生産量は、世界の砂糖相場下落やエタノール30%混合(E30)義務付けによるエタノール需要の増加などを背景に1月以降、サトウキビの砂糖への仕向け割合が低下したことなどから、4683万トン(同0.8%減)とわずかな減少が見込まれている。砂糖輸出量は、3666万トン(同1.3%増)とわずかな増加が見込まれているが、引き続き国際市場でのブラジル産砂糖に対する堅調な需要が見込まれている。



 
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2025/26年度の砂糖生産量はかなりの程度増加見込み
 2025/26年度(10月〜翌9月)のサトウキビ収穫面積は、526万ヘクタール(前年度比0.3%増)と前年度並みが見込まれている(表)。サトウキビ生産量は、1)25年のモンスーンが収量向上に寄与したこと、2)マハラシュトラ州など一部地域で発生した洪水の影響が長期的なものではないこと−と推測され、4億1001万トン(同5.2%増)とやや増加が見込まれている。

 砂糖生産量は、主要生産州であるマハラシュトラ州、ウッタル・プラデーシュ州およびカルナータカ州でのサトウキビの増産と歩留まり(糖回収率)の上昇により、3119万トン(同10.9%増)とかなりの程度増加が見込まれている。しかし、同国西部におけるサトウキビ開花時期の早期化、同国北部における従来品種の使用による収量低迷、さらには伝統的な砂糖であるグル・カンサリへの転用が予想を上回ったことなどにより、2月予測から130万トン以上下方修正された。

 砂糖輸出量は、世界の砂糖相場下落により、380万トン(同6.6%減)とかなりの程度減少が見込まれている。



 

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2025/26年度の砂糖輸入量は大幅な減少見込み
 
2025/26年度(10月〜翌9月)のサトウキビの収穫面積は、競合作物よりも収益性が高いことから生産者が作付けを増加させたことで、121万ヘクタール(前年度比2.1%増)とわずかな増加が見込まれている(表)。サトウキビ生産量は、主産地である広西チワン族自治区や雲南省での収穫開始が遅れたが、サトウキビの生育は良好であるため、8379万トン(同13.9%増)とかなり大きな増加が見込まれている。

 てん菜収穫面積は、競合作物の市場価格や需要の低下により、生産者が作付けを増加させたことで23万ヘクタール(同8.3%増)とかなりの程度増加が見込まれている。一方、てん菜生産量は、単収の減少により1266万トン(同5.9%減)とやや減少が見込まれている。

 砂糖生産量は、てん菜の減産をサトウキビの増産が補完することで1277万トン(同5.8%増)とやや増加が見込まれている。砂糖輸入量は、引き続き国内の需給ギャップを埋めるために一定の輸入が予想されるが、国内生産の改善見通しから、496万トン(同23.4%減)と大幅な減少が見込まれている。

 

 
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2025/26年度の砂糖輸入量はわずかな増加見込み
 
2025/26年度(10月〜翌9月)のてん菜収穫面積は、生産量上位国であるフランス、ドイツ、ポーランドを中心に各国で減少が見込まれることから、140万ヘクタール(前年度比10.6%減)とかなりの程度減少が見込まれている(表)。てん菜生産量は、作付面積の減少により、1億1380万トン(同2.3%減)とわずかな減少が見込まれている。

 砂糖生産量は、オランダのてん菜増産が作付面積の減少分を補完することから、1743万トン(同0.7%増)とわずかな増加が見込まれている。砂糖輸入量は、153万トン(同1.8%増)とわずかな増加が見込まれているが、EU市場は供給過多の状態が続いていることから、期末在庫は269万トン(同21.0%増)と大幅な増加が見込まれている。
 



 

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