最終更新日:2025年8月5日
広報webマガジン「alic」2025年8月号
当機構には、大きく分けて畜産・野菜・砂糖・でん粉の4部門があります。今回は、そのうち野菜部門が実施している「野菜価格安定制度」(指定野菜価格安定対策事業)についてご紹介いたします。
私たちは一年を通して主要な野菜を新鮮なまま手にすることが出来ますが、このためには、生産者、関係団体、流通業者、その他野菜にまつわる関係者の方々の見えない努力や連携が必要です。
また、野菜の安定生産を支える制度があり、その制度内容を分かりやすく伝えるため、パンフレットを作成しました。 |
「野菜価格安定制度」、実は50年以上も歴史がある制度です。
野菜生産は、気象に影響を受けやすく、生産量の増減は生産者さんの努力だけでは制御できません。そして、豊作となれば出回り量が多くなるため価格は落ち、不作となれば、需給ひっ迫により価格は上がります。
価格が落ちると、生産者さんの利益は下がり、次期作の準備に必要な費用さえ捻出することが出来なくなってしまいます。そうなると、次期作は、生産量が減少、そして、価格が上がるといった乱高下をしやすくなります。このような乱高下を少しでも抑えるため、「野菜価格安定制度」は価格が下がった時、生産者さんが次期作に備えられるよう一定の補てんを行うことで安定した生産と供給に寄与しています。
生産者さん向けの制度ですので、知らない方が多いかと思いますが、ぜひこのような制度があって野菜生産を支えていることを知って頂きたいと思います。
また、更なる情報が欲しい方は、当機構までお問い合わせください!
機構では、様々な野菜にまつわる情報を発信中です!
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野菜価格安定制度パンフレット(PDF)
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野菜のページ
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ベジ探(野菜の生産量、輸入量など統計データ、作柄情報、小売価格など様々な情報を発信、また、小学生の自由研究にも使える野菜マップも公開中です!)
(野菜業務部)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:総務広報課)
Tel:03-3583-8196