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【札幌事務所から】第32回馬鈴しょ及びでん粉講習会が開催されました

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最終更新日:2026年3月5日
広報webマガジン「alic」2026年3月号
<主催者挨拶 公益社団法人北海道農産基金協会 小林常務(網走会場)>
 1月21日(水)、22日(木)の2日間、北海道幕別町および網走市の2会場にて「第32回馬鈴しょ及びでん粉講習会」が開催されました。
 この講習会は、ばれいしょの高品質かつ合理的な栽培と生産技術の普及・向上を図ることを目的として、公益社団法人北海道農産基金協会およびホクレン農業協同組合連合会の主催により開催されました。会場には2日間で生産者、実需者、販売業者など延べ300人以上が集まり、ばれいしょおよびでん粉の生産・販売状況について理解を深めました。
 令和7年産のばれいしょでん粉の生産量は高温少雨による収量激減の影響を受け、13万3000トンを見込んでおり、前年を2万6000トンほど下回る状況です。需要は引き続き堅調であることから、供給不足が続いています。会場では、高温対策や疎植栽培技術(1)、品種の育成について報告があったほか、生産振興に向けたパネルディスカッションが行われました。実需者からは生産者に対して日頃の感謝が述べられるとともに、改めてでん粉原料用ばれいしょの増産および安定供給のお願いがありました。

(1)株間を広げて栽植密度を下げることでコストの削減や省力化を図る方法。
 
<株式会社崎陽軒の講演の様子>
<網走農業改良普及センターの講演の様子>
<パネルディスカッションの様子>
 講習会終了後には、実需者と生産者の交流会としてばれいしょでん粉を使用した食品展示も行われました。ばれいしょでん粉は片栗粉だけでなくスープや練り物、飲料、菓子、麺類など私たちの身近な食品で活躍する縁の下の力持ちです。株式会社崎陽軒の君塚義郎常務取締役の講演では「他のでん粉では崎陽軒のシウマイの食感・風味が異なる」と、北海道産ばれいしょでん粉にこだわって使用している実需者の声が改めて伝えられました。

 
<ばれいしょでん粉とタピオカでん粉などの質感の違いを体験>
 道内では生産者や関係機関が一丸となりばれいしょの栽培や、ばれいしょでん粉の生産に取り組んでいます。当事務所としても価格調整制度の適切な実施などを通じて、道内のばれいしょ生産とでん粉産業の発展に貢献してまいりたいと思います。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務 (担当:総務広報課)
Tel:03-3583-8196