まめ知識
【まめ知識】マッチョ店員と学ぶ!脱脂粉乳の魅力と可能性
最終更新日:2026年5月7日
広報webマガジン「alic」2026年5月号
マッチョ店員と学ぶ、脱脂粉乳の魅力
JA全農が主催する期間限定イベント「マッスルマート」が、令和8年3月28日(土)から29日(日)までの2日間、東京都渋谷区神泉で開催されました。
このイベントは、脱脂粉乳の認知拡大と利用促進を目的として開催されたもので、コンビニエンスストアをイメージした会場では、エプロン姿のマッチョ店員が来場者を迎え、脱脂粉乳を使用した食品の展示のほか、脱脂粉乳の栄養価や特徴、日常生活への取り入れ方などを分かりやすく紹介するためのさまざまな体験型コンテンツが用意され、多くの来場者でにぎわいました。
<マッスルマートの店頭>
<店内の様子>
脱脂粉乳をめぐる現状と課題
牛乳や乳製品の原料となる生乳の生産量は、気温や季節の影響を大きく受けます。日本で多く飼育されているホルスタイン種は暑さに弱く、夏の厳しい暑さで食欲が落ちると乳量が減少します。そのため、生乳の生産量は夏に減少し、冬に増加する傾向にあります。
<生乳生産量の季節的変化(農林水産省「牛乳乳製品統計」を基に日量を推計)>
一方、牛乳の消費量は、冷たい飲み物が好まれる夏に増加し、冬に減少する傾向があります。このように、生乳の生産と牛乳の消費は季節によって逆の動きをするため、安定的な需給を保つためには調整が必要です。
生乳は長期保存ができないことから、需給に余裕のある時期には、保存が可能なバターや脱脂粉乳などの乳製品に加工することで、需給の安定が図られています。近年は、牛乳など飲用向けの消費が減少しており、脱脂粉乳やバターへ加工される生乳の量が増えてきています。バターはインバウンド需要の拡大などにより需要が伸びている一方、その製造過程で同時に生産される脱脂粉乳の需要は、伸び悩んでいます。
<脱脂粉乳の製造工程(農水省「牛乳乳製品の製造工程について」を参考に機構作成>
マッスルマートで脱脂粉乳を「知る・体験する・食べる」
こうした課題を背景に、脱脂粉乳の需要拡大に向けた取り組みの一環として、本イベントが開催されました。会場では、1日に必要なタンパク質量が分かる「マッスルATM」や、手軽に栄養補給ができる脱脂粉乳入り食品を紹介する「マッスルセルフレジ」など、体験を通じて理解を深められるコンテンツが展開されました。
また、マッチョ店員との記念撮影のポーズをくじ引きで決める「マッスルくじ」も実施され、会場の注目を集めていました。日常生活で不足しがちなタンパク質の観点から、「知る・体験する・食べる」ユニークな演出を通じて、脱脂粉乳を身近な存在として感じられる内容となっていました。
<会場の様子>
脱脂粉乳は、タンパク質やカルシウムを豊富に含む栄養価の高い食材です。日々の食生活に取り入れることは、健康づくりだけでなく、日本の酪農を支えることにもつながります。毎日の食事に、少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
<脱脂粉乳と牛乳>
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