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最終更新日:2026年6月5日
広報webマガジン「alic」2026年6月号

今月の表紙

<ホルスタイン牛>
 春から初夏へと向かうこの季節、牧場では青草が育ち、乳牛たちの状態も整い、一年の中でも生乳の生産量がぐっと増える時期(3月〜5月)を迎えています。 一方で、私たちの暮らしで牛乳や乳製品の消費が本格的に伸びるのは、気温がさらに上がる6月〜7月と、秋の9月〜10月頃。 そのため、「生産が増える時期」と「消費が増える時期」には、毎年どうしても小さな“季節差”が生まれます。
 生乳の生産量がピークを迎えるこの季節は、酪農家だけでなく、生乳を受け入れて牛乳や乳製品に加工する乳業メーカーにとっても調整の難しい時期です。 余剰が出やすいこの時期に、私たちが牛乳やヨーグルト、チーズなどを少し多めに取り入れることが、生産の現場を支える力になります。
 一人暮らしやご高齢の方など、「せっかく買ったのに消費期限までに使いきれない…」という方もいらっしゃるかもしれません。 そういった方には、保存性が高く、季節を問わず使える脱脂粉乳(スキムミルク)がおすすめです。 タンパク質やカルシウムが豊富で頼もしい食材であり、スープやパン作りにひとさじ加えるだけで、手軽に栄養価が高まります。
 生産が豊かになるこの季節に、少し意識して牛乳や国産の乳製品を手に取ることで、日本の酪農家を支える循環が生まれます。

編集部から

 今月号の「寄稿」では、畜産物の生産に欠かせない“配合飼料”についてご紹介しました。 皆さまが毎日の食卓で口にしている安心・安全な食肉や鶏卵、牛乳。その品質は、家畜がどんな飼料を食べ、どのように健康に育ったのかと深くつながっています。
 配合飼料を作るには、家畜の種類や月齢に合わせて、原料の組み合わせや形状まで細かく分析し、成長データに基づいて栄養設計を行う必要があります。普段はなかなか意識することのない世界ですが、実はその一つひとつが、私たちの食卓の“おいしい”と“安全”を支えています。
 家畜がどんなものを食べ、どんな過程を経て私たちのもとに届いているのか。そんな背景を少しのぞいてみると、いつもの食材に、新しい一面が見えてくるかもしれません。

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農畜産業振興機構 総務部 (担当:総務広報課)
Tel:03-3583-8196