最終更新日:2026年6月5日
広報webマガジン「alic」2026年6月号
独特の香りとほろ苦さが特徴で、炒め物・サラダ・肉詰めなど幅広い料理に使われる野菜です。 緑色のピーマンのほか、赤ピーマン、黄ピーマン、パプリカなど、色や甘さの異なる品種も多く出回っています。
今月は、私たちの食卓に欠かせないピーマンについてご紹介します。 |
ご紹介
原産地は熱帯アメリカで、大航海時代にコロンブスがコショウと混同してスペインに持ち帰ったとされています。当時は、ピーマンと同じ仲間のとうがらしが香辛料として広まり、各地で栽培されるようになりました。
その後、ポルトガル人によってアジアにも広がり、日本へは16世紀頃に伝わったといわれています。 江戸時代には各地でとうがらしの栽培が盛んになり、ししとうなどの品種も生まれました。
辛味のないピーマンが日本に入ってきたのは明治時代で、日本人の好みに合う、果肉が薄く食べやすい品種が開発された昭和30年代頃に本格的に普及しました。
国内の主な産地は茨城、宮崎、鹿児島、高知、岩手などです。茨城県産はほとんど年間を通じて出回っています。夏から秋にかけては東北産が多く、冬から春にかけては宮崎県、鹿児島県、高知県産などが多く出回ります。
価格について
卸売価格(東京都中央卸売市場)について、農林水産省が5月29日に公表した『野菜の生育状況及び価格見通し(令和8年6月)について』では、6月の出荷数量はやや平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込みとなっています。

<価格の見通し>
小売価格(東京都区部)の直近5年の動向を見ると、100g当たり90円台〜120円台で推移し、2025年は126円となりました。

<(参考)小売価格(東京都区部)の動向>
栄養
ピーマンは、緑黄色野菜で栄養も豊富です。緑ピーマンは特にビタミンCを多く含み、みかんの約2倍、トマトの約5倍もあります。中くらいの大きさのピーマン4個で、成人におけるビタミンCの1日摂取推奨量を取ることができます。ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用があるとされています。未成熟のピーマンが緑色なのに対して、完熟果は赤色や黄色となり、赤色のピーマンは、βカロテンも多く、緑ピーマンより約2.5倍も多く含みます。
<おすすめ料理>
ピーマンの詳しい情報は下記リンクをご覧ください。
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