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だいこんと牛肉の韓国風煮

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最終更新日:2020年11月25日

だいこんと牛肉の韓国風煮
 甘辛で牛肉の旨味がしみただいこんがおいしい一品。ご飯にもお酒にもよく合います。
 こねぎのトッピング以外にも白髪ねぎや糸とうがらしでも。

材料(1人分)

だいこん     150g
牛切り落とし肉     50g
ごま油     小さじ2
にんにく(みじん切り)     1/4かけ
しょうが(みじん切り)     1/4かけ
    1カップ
酒      大さじ1
A      
 コチュジャン     大さじ1/2
 しょうゆ     大さじ1
 砂糖     小さじ1/2
いりごま(白)     少々
こねぎ     1本

作り方

  1. だいこんは皮を厚めにむいて、縦半分に切ってから一口大の乱切りにする。
  2. 鍋にごま油、にんにくとしょうがを入れて弱火で熱し、香りが立てば、だいこんを入れて中火で炒める。
  3. 全体に油が回ったら牛肉を入れて炒める。肉の色が変わったら、水と酒を加えて火を強め、煮立ったらアクを除いて蓋をして弱火で12〜13分間煮る。
  4. 大根が柔らかくなったら、Aを加えて落とし蓋をして約10分、時々混ぜながら煮、煮汁がわずかになったら火を止める。
  5. 器に盛りつけ、ごまと斜め3cmに切ったこねぎを散らす。

(ポイント)
  • だいこんの皮の付近には縦に繊維が通っていて、形成層とよばれています。加熱してもその部分だけ筋っぽくなってしまうので、煮物にする場合は、皮は厚くむきます。大根にもよりますが、厚さは3〜4mmが目安。むいた皮はきんぴらやしょうゆ漬けなどに使い回すとよいでしょう。
  •  炒める順がだいこん→牛肉となっているのは、肉は厚い鍋肌にくっつきやすいためです。だいこんの中央に置いて混ぜていくとくっつきにくいです。
  • 落とし蓋は、鍋本体の蓋とは別に、中の材料に直接乗せる蓋のことです。鍋の中の空間を少なくして熱効率をよくすることと、煮立てた汁が落とし蓋に当たって上からも煮汁がかかり、表面全体に煮汁がゆきわたる効果があります。クッキングペーパーやアルミホイルで代用できます。

応用編〜だいこんの皮のしょうゆ漬け〜

だいこんと牛肉の韓国風煮 応用編
  1. だいこんの皮は細切りにしてビニール袋へ入れる。
  2. 耐熱容器(少し大きめがよい)に酒大さじ1を入れて、ラップをせずに電子レンジ(600w)で40〜50秒ほど加熱してアルコールを飛ばし、少しおいて粗熱を取り、しょうゆ大さじ2を加えて混ぜる。
  3. 1に2を加えてビニールの上から軽くもみ、空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で3時間ほどおく。
  • 酒やみりんのアルコールを飛ばすことを「煮きる」と言います。アルコール臭を飛ばして風味を活かすためです。
  • 沸騰して飛び散ることを防ぐため、容器は少し大きめを使います。
レシピ作成者:高松 京子
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 野菜業務部 (担当:管理課)
Tel:03-3583-9449