[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
でん粉 でん粉分野の各種業務の情報、情報誌「でん粉情報」の記事、統計資料など

ホーム > でん粉 > でん粉の国内需給 > でん粉の国内需給

でん粉の国内需給

印刷ページ

最終更新日:2016年2月10日

でん粉の国内需給

2016年2月

調査情報部

1. 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、半期ごとにでん粉の需給見通しを公表している。7月に公表したでん粉の需給見通しの概要は、次の通り(詳細は2015年8月号参照)。
 
 
 

2. 輸入動向

【天然でん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2015年11月の天然でん粉の輸入量は、1万1676トン(前年同月比21.9%減、前月比70.4%増)と、前月から大幅に増加した(図1)。
 品目別の輸入量は、次の通りであった。

タピオカでん粉  9685トン (前年同月比26.8%減、前月比65.4%増)
サゴでん粉  1761トン (同18.4%増、同2.2倍増)
ばれいしょでん粉  64トン (同29.5倍増、同42.9倍増)
その他のでん粉  166トン (同29.0%減、同21.1%減)

 品目別の国別の輸入量は次の通りであった。

タピオカでん粉
 タイ  9684トン (前年同月比26.8%減、前月比88.4%増)
 ベトナム  1トン (前年同月輸入実績なし、前月同)

サゴでん粉
 マレーシア  1239トン (同36.0%増、同2.1倍増)
 インドネシア  522トン (同9.4%減、同2.6倍増)

ばれいしょでん粉
 ドイツ  44トン (同26.2倍増、同29.3倍増)
 デンマーク  20トン (前年同月輸入実績なし、前月輸入実績なし)
 オランダ  0トン (同20.0%減、前月輸入実績なし)
 
 2015年11月の品目別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった(図2)。ばれいしょでん粉の輸入価格は、直近1年間で最高となった前月よりも8割ほど安い15万5450円となった。

タピオカでん粉  5万3037円 (前年同月比10.3%高、前月比0.8%安)
サゴでん粉  7万5220円 (同1.0%高、同1.7%高)
ばれいしょでん粉  15万5450円 (同78.0%安、同84.1%安)

 品目別の国別の価格は次の通りであった。

タピオカでん粉
 タイ  5万3015円 (前年同月比10.2%高、前月比0.9%安)
 ベトナム  26万5000円 (前年同月輸入実績なし、同1.1%高)

サゴでん粉
 マレーシア  7万4816円 (同1.0%安、同1.1%高)
 インドネシア  7万6180円 (同4.7%高、同3.2%高)

ばれいしょでん粉
 ドイツ  17万1000円 (同65.3%安、同82.5%安)
 デンマーク  9万7950円 (前年同月輸入実績なし、前月輸入実績なし)
 オランダ  132万円 (同7.3%安、前月輸入実績なし)
 
【化工でん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前月からかなり減少

 財務省「貿易統計」によると、2015年11月の化工でん粉の輸入量は、3万3031トン(前年同月比6.7%減、前月比15.5%減)となった(図3)。
 品目別の輸入量は、次の通りであった。

でん粉誘導体  3万1752トン (前年同月比7.1%減、前月比15.0%減)
デキストリン  1279トン (同6.9%増、同25.9%減)

 でん粉誘導体の輸入先国は18カ国で、最大の輸入先国はタイであった。主要輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の6割以上を占めており、その他の国はいずれも10%未満となっている。

タイ  2万120トン (シェア63.4%)
中国  2223トン (同7.0%)
ベトナム  2197トン (同6.9%)
フランス  1490トン (同4.7%)
米国  1154トン (同3.6%)

 デキストリンの輸入先国は9カ国で、デキストリンの輸入量は、上位輸入先国の数量および各国のシェアも含め、月ごとの変動が大きい。上位輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の5割以上を占め、次いでベトナムが1割程度となっている。

タイ  693トン (同54.1%)
ベトナム  140トン (同10.9%)
マレーシア  133トン (同10.4%)
中国  124トン (同 9.7%)
ベルギー  86トン (同 6.8%)

 でん粉誘導体の輸入価格は、4月以来6カ月ぶりに8万円台となった先月からやや上昇し、再び9万円台となった。
 11月の1トン当たり輸入価格は、次の通りであった。

でん粉誘導体  9万3157円 (前年同月比4.3%高、前月比4.9%高)
デキストリン  9万8865円 (同11.8%高、同6.3%高)
 
【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
11月の輸入量は前年同月および前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2015年11月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、20万6049トン(前年同月比20.0%減、前月比21.8%減)となり、前年同月および前月から大幅に減少した(図4)。1トン当たりの輸入価格は、2万7014円(同0.6%高、同4.2%高)となった。
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713



このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.