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米国食肉輸出連合会(USMEF)との定期情報交換会議の開催について

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最終更新日:2014年7月2日

平成26年6月17日(火)、米国食肉輸出連合会(以下「USMEF」)主催により、alicとの定期情報交換会議を中国・北京で開催しましたので、その概要について報告します。

○会議開催の経緯

1981年以来、日本、米国の食肉の需給動向等について意見交換を行う場として、原則として毎年度、交互に主催しており、今回で第29回目を迎えました。
なお、今回は、同時期に中国・北京で開催された国際食肉事務局(IMS)主催の第20回世界食肉会議に併せて同地での開催となりました。

○会議概要

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会議では、主催者であるUSMEFのフィリップ・M・セング会長から「日本は米国の牛肉および豚肉輸出にとって引き続き重要な市場であり、また、alicとの長年の信頼関係を通じて、両国の畜産情勢の共有を図っていきたい」とのあいさつがありました。

alicの佐藤理事長からは「米国は我が国にとっても重要な食肉供給国であり、今後も引き続き同国の食肉事情について情報交換を行い、友好関係を継続していきたい」と応えました。
会議では、まず、USMEFから米国の食肉需給等について説明があり、alicから日本の食肉需給について説明を行いました。

米国では、2012年の干ばつの影響により、肉牛の飼養頭数が減少する中で牛肉価格が高水準にあることや、同国で豚流行性下痢(PED)が流行していることもあり、双方から活発な質疑応答がなされ、今回も米国の食肉需給に関する最近の状況を把握する貴重な場となりました。
会議の最後には、今後も両国の食肉をめぐる情報の交換、また、双方の職員の人事交流などを通じてお互いの関係をより深めるとともに、両国の畜産をめぐる各々の課題を解決できるよう、今後も当会議を重ねていくことを確認し、閉幕しました。
U S M E F セング会長(右から6 人目)と佐藤理事長(左から4 人目)
U S M E F セング会長(右から6 人目)と佐藤理事長(左から4 人目)

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