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まめ知識<野菜のいろいろ>

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最終更新日:2014年11月5日

これからは、寒さの訪れとともに、ねぎがおいしい季節です。
通常のねぎより短くて冷蔵庫にしまいやすく、使いやすい「ねぎたん」を紹介します。

富山県のオリジナル品種

買い物袋に収まるサイズの「ねぎたん」
買い物袋に収まるサイズの「ねぎたん」

「ねぎたん」は、「使い勝手がよく、一度に食べきれるねぎが欲しい」という消費者の声に応えようと、富山県農林水産総合技術センターが(独)農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所と共同で開発した短葉性ねぎです。
平成22年に「越中なつ小町」と「越中ふゆ小町」の2品種が富山県のオリジナル品種として登録され、出荷量の7割程度は「ねぎたん」のコンセプト「買いやすさ、使いやすさ、保存しやすさ」が最大限生かせる首都圏向けとなっています。

「ねぎたん」の特徴

「ねぎたん」は、通常のねぎより生育期間が短いのが特徴
「ねぎたん」は、通常のねぎより生育期間が短いのが特徴

「ねぎたん」は全長40cm と、通常の白ねぎ(全長60cm)に比べてとてもコンパクトです。
そのため、買物袋からはみ出さず、一度で食べ切れ、切らずに冷蔵庫で保存できます。
長さは短いですが太さがあるため、1本当たりの重量は通常の白ねぎと変わりません。
食味は辛みが少なくマイルドです。
「ねぎたん」は定植時に畝を作る必要がないため、省力化できるという利点があります。
通常の白ねぎより生育期間が2カ月程度短く、土寄せ、防除や追肥の回数が少ないので、生産者の作業が軽減されます。

産地から一言

おすすめの食べ方

「ねぎたん」は、短いだけではなく、太さとやわらかさにも魅力があります。
熱を加えると甘みがさらに際立つので、焼きねぎや蒸しねぎにして、サラダやマリネなどでお楽しみください。「ねぎ嫌いの子供が、「ねぎたん」のお料理なら喜んで食べてくれる」という、うれしい声も届いています。
是非一度、ご賞味ください。

まりね

レシピ

お問い合わせ先

富山県農林水産総合技術センター園芸研究所野菜課
電話:0763─32─2259

写真:富山県農林水産総合技術センター園芸研究所
   富山県加工業務用野菜等供給拡大推進協議会

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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196