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野菜シンポジウム〜魅力ある野菜を届けるために〜の開催

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最終更新日:2015年11月5日

 8月 31 日 (月) にイイノカンファレンスセンター(東京都千代田区内幸町)において、野菜シン ポジウムを開催しました。
 当日は、平日にもかかわらず170名以上の方にご参加いただき、「農業女子的野菜の魅力の伝え方 〜小さい農家の情報発信と提案方法〜」および「おいしい野菜を楽しんでいただくために 〜サラダ野菜メーカーの取組み〜」 の2つの講演が行われたほか、全国農業協同組合連合会とキユー ピー鰍フご協力により参加者全員に新鮮なきゅうりとドレッシングが提供されました。

国内外で野菜の魅力を情報発信

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 榎本農園の榎本様からは、お客様にどのようにして野菜の魅力を伝えているかという内容について、女性農業者という立場から講演をしていただきました。
 榎本農園は、都市近郊のさいたま市でトマトなどを栽培している小さな農家であるため、ブログなどのSNSでこまめに情報発信をしていくことが重要であるとのお話がありました。さらに、野菜生産以外にも野菜加工品の製造や農家レストランの経営、農業女子プロジェクトのメンバーとして、農業を行っている女性の活性化につ なげていくために、企業と連携した農機具の開発など幅広い取り組みを紹介されました。

おいしい野菜を提供するために

 潟Oリーンメッセージの藤村様からは、生産者団体と食品企業の合弁企業による、サラダ用を中心 とした生野菜の安定供給の取り組みについて講演をしていただきま した。
 おいしい野菜を消費者に提供するために、潟Oリーンメッセージの取り組みには3つの特長がある とのお話がありました。一つ目は、原料調達。国産野菜に限って言えば、国内最強の集荷機能を持つJA全農の調達能力を利用することにより安定供給ができていること。 二つ目が、生産技術。食品企業がこれまで培ってきた技術を採用しているとのこと。そして、三つ目は、安定した原料調達としっかりした生産技術により、野菜本来の味を提供すること、とのことでした。
 また、カット野菜の工程で品質に影響を与える要因のうち、刃の切れ味と切断幅に着目した、こだわりの取り組みについて詳しく説 明してくださいました。
 なお、今回のシンポジウムの講演概要については、alic発行の月報「野菜情報」 11 月号に詳し く掲載されておりますのでご参照 ください。

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