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豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の研修生が来訪しました

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最終更新日:2016年7月19日

ライアンさん
 alicでは、豪州食肉家畜生産者事業団(※MLA/ Meat and Livestock Australia)との間で、生産現場や研究機関への訪問などを通じて、日本・オーストラリア両国の牛肉生産・流通事情の理解を深め、両国の畜産の発展に貢献する人材の育成を目的として、人材交流プログラムを実施しています。
 今回は、MLAの牛肉市場分析担当者であるティム・ライアン(Tim Ryan)さんが、5月16日から27日に、alicに研修生として来日しました。
 ライアンさんは、alicにて、両国の畜産事情について意見交換するとともに、宮崎県の肉牛生産者や子牛市場、食肉処理施設などを訪問しました。本研修を通じて、ライアンさんは、日本と豪州の牛肉生産・流通体系の違いについて理解を深めました。生産現場では、子牛を1頭ずつセリにかけ、20カ月かけて肥育するなど、肉牛1頭1頭を大切に飼育している様子が印象に残ったようです。また、流通現場では、精肉店に表示されている個体識別番号から、肉牛の出生地や肥育期間が一目でわかることを知り、日本の牛トレーサビリティ制度に感銘を受けた様子でした。
※ MLAは、生産者から徴収する課徴金とオーストラリア政府からの補助金を原資として、家畜や食肉の販売促進や市場開拓から、研究開発や情報収集まで、さまざまな活動を行っている団体です。

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