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【まめ知識】出来立てを楽しもう!タピオカ風団子の作り方

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最終更新日:2019年11月6日

 平成の初めに大ブームが起き、昨年ごろから人気が再燃しているタピオカ。モチモチ、つるつるとした独特の食感は、時代が移り変わっても、人の心を惹きつける何かがあるのでしょう。しかし、このブームがもし過ぎ去ってしまったら、『お店にタピオカが売ってない!』なんてことが起こり得ます。そんな「もしも」に備え、真面目に代替策を考えました。
 ということで今回は思い立ったらすぐ作れる、「タピオカ風」団子の作り方を紹介します。
 

タピオカとは

 皆さんが目にするタピオカは、東南アジアや南米などで栽培されているキャッサバ(いも)から作られたでん粉を粒状に加工したもので、タピオカパールとも呼ばれています。わが国では工作糊や接着剤など工業用途としての需要が高いこともあり、粉末状のタピオカでん粉の方がタピオカパールよりもはるかに多く流通しています。
 

作ってみよう!

いろいろ2

いろいろ3

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 タピオカが手に入らなくても、他のでん粉を代用し、次の4つの材料で「タピオカのような団子」は作れます。

【材料】(分量は2人分)
・片栗粉   20g
・コーンスターチ 10g
・牛乳       40g
・砂糖     5g
 
(1)すべての材料を混ぜ合わせた後、鍋に入れ、とろ火にかけて木べらなどで混ぜながら加熱します。
(2) 全体がもちのような強い粘りが出てきたら火を止め、ひとまとめにします(写真1)。
(3) 粗熱が取れたら、小豆くらいの大きさにちぎり丸めます(写真2)。
(4) 沸騰したお湯に(3)を入れ、弱火で10分ほど茹でたらザルに取り、流水で冷まします。
(5) ある程度冷めたら水気を切り、お好きな飲み物に入れてお召し上がりください(写真3)

賞味期限は1時間!?

 出来立ては見た目も食感もまるでタピオカそのものです。しかし、時間が経つとどうしても、でん粉の老化(水分を吸収する前の状態に戻ろうとする現象)が進み、ボソボソとした食感になってしまいます。独特の食感が最も堪能できる1時間以内に食べきってください。
 
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農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
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