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国民消費生活の安定を目指して

【理事長就任のごあいさつ】農畜産業および関連産業の健全な発展と
国民消費生活の安定を目指して

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最終更新日:2023年5月8日

広報誌「alic」2023年5月号

独立行政法人農畜産業振興機構 理事長 天羽 

独立行政法人農畜産業振興機構理事長 天羽 隆
独立行政法人農畜産業振興機構
理事長 天羽 隆

 令和5年4月に独立行政法人農畜産業振興機構(alic)の理事長に就任しました天羽 隆(あもう たかし)です。

 わが国の農業総産出額の約7割を占め、国民の消費生活において不可欠な畜産物、野菜、砂糖およびでん粉の安定供給を図るため、これまでの農林水産行政などの経験を生かしつつ、尽力していく所存です。

 alicは、平成15年10月の発足以来、約20年にわたり、経営安定対策、需給調整・価格安定対策、自然災害や家畜疾病などに係る緊急対策、情報収集提供などの的確な実施を通じて、農畜産業およびその関連産業の健全な発展と国民消費生活の安定に寄与するとの使命を果たしてきたと承知しております。

 alicの業務については、食料・農業・農村基本計画などの国の重要な方針においてその実施が位置付けられています。最近では、国際的な穀物需要の増加やウクライナ情勢などに伴う飼料価格の高騰などがわが国の食料や農畜産業の現場に甚大な影響を及ぼしており、alicの業務の重要性は一層増しています。また、デジタル社会の実現に向けた国の重点計画では、農業分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することとされています。

 今年度から第5期中期目標期間が始まります。引き続き、内部ガバナンスの充実・強化に取り組みつつ、農畜産業をめぐる環境の変化を踏まえ、しっかりと国との連携強化を図りながらalicに求められている使命の実現に向け、役職員一同、機動的かつ効率的な業務の実施に全力で取り組んでまいります。皆さま方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

参考)農業総産出額(令和3年度) alicの業務対象は、 畜産物、野菜、砂糖とその原料作物、いもでん粉とその原料作物 と多岐にわたっており、わが国の農業総産出額の約66%を占めています。  資料:農林水産省「生産農業所得統計」より推計 注1:「いも類」は、生食用とでん粉原料用いもの合計額。 注2:(  )内は、農業総産出額に占める構成比。

alicの取組 1	経営安定対策  生産者などの経営を支援し、安全で品質の優れた国産農畜産物が安定的に提供されるようにする業務  2	需給調整・価格安定対策  農畜産物の供給量や価格が急変動・乱高下しないようにする業務  3	緊急対策  自然災害、家畜疾病などの緊急事態に迅速に対応する業務  4	情報収集・提供  生産者の経営安定や農畜産物の需給動向の判断に資する情報を 収集し提供する業務

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 alicの業務概要については、動画「alicの業務はすべての人のために」やホームページコンテンツ「alicの業務はすべての人のために」もご覧ください。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196