採用情報

ホーム > 採用情報 > 調査情報部の先輩

調査情報部の先輩

印刷ページ

最終更新日:2020年4月21日

現在の業務内容を教えてください。

〜農畜産業に関する調査と情報収集〜

 私の所属する調査情報部は、海外・国内の農畜産物の需要や供給などに関する調査を行い、それらを記事にしてまとめた「畜産の情報」「野菜情報」「砂糖類・でん粉情報」という月刊誌を発行しています。私は国際調査グループに所属し、ヨーロッパ地域を担当しています。毎日、ヨーロッパの政府や畜産生産者の団体といった現地機関のHPで情報収集を行うほか、実際にヨーロッパに出張し調査を行っています。
 日々の情報収集で得られた生産動向や輸出動向、各国の情勢といった情報は、記事にしてHPや月刊誌にて情報発信しています。また、実際に現地調査で得られた情報は、特別レポートとして月刊誌に掲載したり、講演会という形で社内外で報告することもあります。
 これまで、イタリアのチーズ生産やオランダの豚の排せつ物処理に関する調査などを行ってきました。イタリアのチーズメーカーでは、チーズを熟成させる倉庫(熟成庫)を訪問しました。巨大な熟成庫にチーズが並べられている様子は圧巻で、少しでも現地の空気感を伝えられるようにと工夫してレポートを作成しました。



記事は、こちら↓
EU産チーズの輸出見通し〜地理的表示(GI)で保護された伝統的なチーズ〜 
(海外情報 畜産の情報 2018年12月号)

また、令和2年2月5日に開催したalicセミナーでも講演しています。その時の資料はこちら↓
オランダ養豚における家畜排せつ物処理の取り組み〜持続可能な養豚のために〜

ズバリ!入構を決めた理由とは?

〜農業分野の仕事がしたかったため〜

 私は中学生の頃に、授業の一コマで、世界の食料問題について学びました。食べ物は、人間が生きていくために必要不可欠なものだと改めて認識し、農業分野の仕事に就きたいと思いました。大学でも農学部に進みました。農業分野といっても、生産から研究、公的機関までさまざまありますが、一つの組織で、畜産・野菜・砂糖・でん粉といった幅広い業務を行い、広い視点で農業について考えることができることから、この職場で仕事ができればと思いました。
 また、入構前に人事課に相談し、OG訪問をしました。OGの方に、不安に思っていることなどたくさん質問し、どのような職場なのか実際に話を聞き、職員が安心して働ける職場だと思い入構を決めました。

alicの「いいところ」、教えてください!

共働き
〜子育て中でも働きやすい職場〜

 子育て中でも働きやすい職場だと思います。子どもの小学校入学までは短時間勤務が行えるので、現在、短時間勤務を行っています。また、最長で子どもが3歳になるまでの間、育児休業を取得できます。
 私は、育児休業を最長期間取得し、子どもが3歳になったタイミングで職場に復帰しました。育児休業に入る前は、調査情報部で北米地域の担当や「砂糖類・でん粉情報」の編集業務を担当していました。復帰後は、ヨーロッパ地域の担当をしており、祖父母や夫の協力を得ながらヨーロッパへ調査に行っています。子どもがいても、仕事についていろいろと諦める必要がない職場です。
 また、有給休暇の取得が推奨されており、月に1度「健康デー」として、有給休暇を取得することが推進されています。この有給休暇のほかに、子どもの看護休暇も設けられているので、子どもの発熱などで看護が必要な場合は、看護休暇を取得することができます。子どもの看護は「看護」として扱われ、自分自身のリフレッシュのための有給休暇を看護に充てる必要はありません。

仕事のやりがいは・・・?

〜達成感を感じられる機会が多い仕事〜

 毎月、農畜産物の生産や輸出といった需要・供給の動向に関する記事を作成し、月刊誌に掲載しているため、達成感を感じられる機会が多い仕事です。記事が掲載されるということは責任も伴うため、掲載時は毎月緊張してしまいますが、一つの記事の執筆を終えた時に得られる達成感は大きいものです。
 また、特別レポートを作成する際は、現地の方から直接得てきた情報をどのようにしたらわかりやすく
伝えられるだろうか、読者の方が知りたい内容はどのようなことだろうかと考えながら作成しています。

今後の目標、将来の夢はありますか?

〜農畜産業の経営について知識を深めたい〜

 現在は調査情報部に所属していますが、これまで、畜産分野と野菜分野の部署で補助事業の業務を行ってきました。
 出張の機会が多いというのは機構の業務の特徴の一つで、補助事業では、出張し、生産者の方と直接お話しさせていただく機会も多くなります。生産者の方を訪問させていただいた際には、会話の中で経営について話題に上がることも少なくありません。今後、生産者の方とより深い話ができるように、経営について自分の知識を深めたいと思っています。

オフタイムの過ごし方が知りたい!

〜人それぞれの過ごし方ができる〜

 私は短時間勤務をしていますが、業務終了後は、急いで子どもを迎えに行き、すぐに夕食を作って・・・という慌ただしいオフタイムを過ごしています。alicでは短時間勤務を行っている人が何人もおり、退社時に他の短時間勤務の人と玄関口で一緒になることも少なくありません。
 alic全体として、業務時間終了後は自由に退社できる環境にあります。特に毎週水曜と金曜はノー残業デーですので、プライベートの時間を楽しむことができます。業務終了後に習い事をしている人、ショッピングに行く人、飲みに行く人と、皆それぞれのオフタイムを過ごしています。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297  Fax:03-3582-3397