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【イベント情報】ウルグアイ農牧水産大臣一行と意見交換

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最終更新日:2023年1月5日

広報誌「alic」2023年1月号

ウルグアイ農牧水産大臣一行と(マットス農牧水産大臣は、左から3 人目)
ウルグアイ農牧水産大臣一行と(マットス農牧水産大臣は、左から3 人目)

意見交換の様子
意見交換の様子

 ウルグアイのマットス農牧水産大臣が2022年10月28日、ロカノバ外務省経済総局長、リソ・ウルグアイ]]T(※投資・輸出促進機関)長官、フェルベール・ウルグアイ食肉協会(INAC)会長ほか企業や団体の代表など14名とalicを訪問し、意見交換を行いました。
 alicは、かつて駐在員事務所がアルゼンチンのブエノスアイレスにあった時からINACをはじめとする同国の団体と関係を構築しており、事務所閉鎖後も交流を継続してきました。
 今回は、マットス大臣とalic庄司副理事長の挨拶の後、alicからの日本の牛肉の需給および乳製品の輸入制度の説明に続いて活発な意見交換が行われ、双方の関係を深める機会となりました。
 ウルグアイ一行からの主な発言内容は以下のとおりです。
 最後にマットス大臣から同国の食肉と乳業の業界を代表して、alicとの関係性がさらに深まることを期待すると挨拶がありました。
 
ウルグアイ農牧水産大臣一行からの主な発言内容
【牛肉関係】
  • 農畜産物は、衛生や食の安全の厳格なルールに基づき品質が保証されている。
  • 2018年12月に安倍元総理大臣がウルグアイを訪問されたことで牛肉の日本への輸出再開が加速されたことを感謝。今後さらにビジネスチャンスを広げていきたい。
  • 牛タンの日本向け輸出が間もなく解禁される道筋にあることを嬉しく思う(11月4日に解禁)。
【乳製品関係】
  • 日本市場への輸出は、世界的な評価指標の一つ。今後も潜在的な輸出可能性を追求したい。
【その他】
  • 持続可能性や動物福祉に配慮した農畜産業の取り組みを実践。
  • ウルグアイ企業の真摯な取り組みが評価され、日本からさまざまなセクターに投資。
  • 外国企業がウルグアイに投資する際、国内企業と同じ条件での投資ができる点が外国企業から高く評価。

日本向け輸出の実績
【牛肉】1998から輸出されていたが、2000年の口蹄疫の発生により輸出禁止。
    2019年の輸出再開後は、2019年:2100トン、2020年:3000トン、2021年:6600トン。
【乳製品】ホエイおよび調製ホエイの品目で売買同時入札(SBS方式)(注)により
    2014〜2018年で合計450トン。
注:輸入業者からの乳製品の買入れと乳製品需要者などへの売渡しの入札を同時に行う方式

(調査情報部)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196