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自給率向上に国産ナチュラルチーズを

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最終更新日:2011年10月6日

 農畜産業振興機構(ALIC)は、国民消費生活の安定のために、農畜産生産者の経営安定対策などの業務を行っている行政の実施機関です。ALICから、皆様の食生活に関連した情報をお届けしています。
 さて、今回は、「チーズ」について紹介します。

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いは何ですか?

チーズ1
 チーズの種類別の表示をみると、ナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類があります。
 ナチュラルチーズは、原料となる乳(牛のほかに山羊や羊の乳も)を酵素などで固まらせたもので、ナチュラルチーズを加熱・溶解して製造したものがプロセスチーズと言われます。

ナチュラルチーズには、どんな種類がありますか?

チーズ2
 ナチュラルチーズをさらに分類すると、熟成されないフレッシュタイプ(モッツアレラチーズ、クリームチーズなど)のほか、熟成させるものにはセミハード・ハードタイプ(ゴーダチーズ、チェダーチーズなど)や、青カビ・白カビタイプ(ブルーチーズ、カマンベールチーズ)などがあり、その種類は一千を超えると言われています。

日本で食べられるチーズは国産のチーズが多いのですか?

 22年度のチーズ全体の消費量は約26万トンです。そのうち国産品が約2割で、輸入品が約8割を占めています。国産品の内訳では、約4割が直接消費用のナチュラルチーズ、残りがプロセスチーズの原料用となっています。ちなみに、輸入品では、約7割が直接消費用ナチュラルチーズです。
 なお、輸入乳製品は牛乳・乳製品の総供給量約一千一百万トン(生乳換算。生乳とは、乳牛の乳房から搾ったままの乳のこと)の約3割を占めており、輸入品のチーズはその約7割を占めます。

日本のチーズの消費量はどれくらいですか?

 日本のチーズの消費量は、ほぼ増加して推移していますが、日本人の年間1人当たりの消費量は約2キログラムと、欧米諸国に比べるとかなり低い水準にとどまっています。例えば、フランスは日本の12倍の約25キログラム、米国は7倍の15キログラムを消費しています。

国産のナチュラルチーズはどこで手に入りますか?

チーズ3
 もちろん、多くのスーパーマーケットや百貨店などで購入できます。
 また、日本にも特色のあるナチュラルチーズを製造しているところが全国各地にありますので、お近くのチーズ工房などを訪問するというのもおすすめです。
 なお、23年3月1日、「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」、いわゆる「六次産業化法」が施行されました。この法律によって、農林漁業者による加工・販売分野への進出が進められているので、国産のナチュラルチーズ作りの広がりが期待されます。
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  チーズは、飲用牛乳やバターなどの乳製品の消費が減少傾向になる中で、これからも消費の伸びが期待される乳製品の一つです。また、チーズは栄養豊富な牛乳をぎゅっと濃縮したような食品ですので、完全栄養食品と言われるほど栄養価が高いものです。さらに、チーズは手軽に食べられるというメリットもあります。

 自給率の向上を図るため、また、ご自身やご家族の健康のためにも国産のナチュラルチーズを召し上がってみてはいかがでしょうか。


(全国地域婦人団体連絡協議会「全地婦連」(平成23年9月号)に掲載)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196



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